排気熱回収の取り組み

三五は、排気系システムの開発・製造で
培った豊富な経験値のもと、
2008年より排気熱を回収して
エネルギー効率を高める
ヒートコレクタ(排気熱回収器)
の開発を手掛け、
2018年には、小型・軽量・高い
熱交換効率の全てを兼ね備えた、
世界No.1の性能を誇る
第4世代ヒートコレクタを完成させました。

ヒートコレクタ(排気熱回収器)

エンジン燃焼時に発生する排気ガス中のエネルギーを回収し、暖房性能の向上やエンジンの早期暖気による燃費向上、CO2排出量の低減に貢献しています。第4世代ヒートコレクタは、従来品から、60%の小型化と、41%の軽量化を実現しながらも、燃費向上効果は業界トップクラスを維持し続けています。

※音声は流れません

第4世代排気熱回収器

排気熱回収・利用 技術開発

三五ではヒートコレクタだけでなく将来技術の開発も行っています。排気熱を蓄積して次回のニーズに使う技術や排気熱から電力や動力に変換回収する技術などです。ここでは、排気熱から直接発電する熱電発電技術への開発に関する取り組みを紹介します。

熱電発電技術

発電原理

半導体などで構成された熱電素子に温度差を与えることで電力を発生。

実車試験 車両装着状態

排気熱利用 熱電発電ユニット試作品