製品開発
木全 花奈
Kimata Kana
2015年入社
「夢を現実にするための開発
世界へ発信する三五の技術」
「夢を現実にするための開発
世界へ発信する三五の技術」
世界初のクルマを目指した開発業務
エンジンから出る排気熱を電気に変換する「熱電発電装置」の開発に携わっています。現在は、自動車の排気ガス温度とエンジン冷却水の温度差を利用して発電する熱電発電モジュールの設計に取り組んでおり、実車搭載するためのコンパクトでより発電量を多く得ることができる製品形状を模索しています。設計や評価を繰り返し、より良い製品になるようにグループメンバーと日々意見交換をしています。この「熱電発電装置」は、市場に出ている車両にはまだ搭載されていないため、自分が携わった製品が「世界初」となるよう、日々の開発業務を進めていきたいです。
時代にあった女性が働きやすい環境
一番の魅力は、子育てしている女性社員もいるので、産休や育休開けでも働きやすく長年働ける環境があるところです。また、製造実習では女性の体力面や筋力などを考慮して配置していただいたり(業務上でも筋力的な負担がある場合、周りが手伝ってくれる)、女性寮がないため30歳までの住宅手当があったり、女性ならではの配慮もされています。時間的な融通が利くフレックスタイムシステムや、一人ひとりの意見を聞いてくれる風土があるのも三五の誇れるところだと思います。
密な情報共有と部署間でのコミュニケーション
仕事を進める上で心がけていることは「コミュニケーション」です。開発業務は自分たちだけでは進められず、周りに依頼することも多いです。設計したものを試作する部署や、完成したものを評価する部署など、開発を進めていくにはさまざまな部署との連携が必要となってきます。各部署の方々との情報交換を大切にし、スムーズに仕事が進められるように日々努力しています。もちろんメンバー内でも「情報共有」を密にするようにしています。
自発的に動くことが成長への近道
まだまだ未熟で自分一人では進められないことが多々ありますが、5年後には開発業務を引っ張っていけるような存在になりたいです。周りの方に教えていただいた事を今度は後輩に教えるために、日々の勉強はもちろん、さらなる努力をしていきたいです。また、入社以降、熱マネジメント製品の開発に携わっているため、熱マネジメント製品についてはおおよそ理解できていると思いますが、弊社が生産している他製品についてはまだ把握できていません。弊社の製品について理解することで、社外の打ち合わせで弊社の製品のアピールができたり、また開発に役立つヒントも得られると思っています。今後は弊社の製品についての知識も増やしたいと考えています。